プロフィール

優羅

Author:優羅
身分:新62期司法修習生でした
年齢:20代(でも記事のそこここでバラしてます)
血液型:B
星座:おとめ座(たまにしし座)

「雑草魂,弁護士になる」というコンセプトの受験記録です。
さかのぼれば法科大学院3回生の春から,二回試験合格までの大河ドラマ・・・ではなく,「小川ドラマ」?
でもどこで弁護士をしているかは,ご想像にお任せします。

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WILL

WILLと聞いて、どんな意味を連想されるでしょうか? 「未来」を表す助動詞? いえいえ。WILLには「意志」「決意」「願い」「遺言」といった意味があります。明日、大阪にてWILLという名の集会が開かれます。

 これは、少年犯罪の被害にあって不幸にも命を落とされた方の遺族が、年に一度集まってなくなった方の追悼や遺族の声を知ってもらうために催されるものです。

 私は2回生の時に、このイベントを催している少年犯罪被害当事者の会の代表者である武るり子さんが原告となった民事裁判を傍聴しました。弁護士事務所のエクスターンの一貫でした。その事件は、大雑把に言うと当時高校生だった息子さんが文化祭の日にリンチを受けて殺された、というものです。その被害者のご両親が、加害者に対して損害賠償を求めて訴訟を提起していました。そのような話をニュースでしか聞いたことのなかった私は非常に衝撃を受けました。さらに被害者は私とほぼ同じ年だったことにさらに衝撃をうけ、エクスターン終了後もその裁判が判決の日を迎えるまで継続して傍聴しました。あのような経験は後にも先にもあれっきりです。
 数回傍聴を続けるうち、原告である被害者のご両親と直接お話しをする機会がありました。まだ少年法どころか、法律そのものになじんでいない私に、少年法が抱える問題などを実感を交えて親切に教えてくださいました。本当に暖かいご両親です。その時のご縁で、毎年「WILL」の案内をいただくようになりました。
 少年犯罪の被害にあった場合、加害者は少年審判で裁かれ、その内容は被害者には知らされず、さらに「刑罰」というよりも「更正」に主眼を置いた審判となるため、真実発見の要請は通常の刑事裁判よりも後退してしまう。それゆえ、被害者はいつまでたってもなぜ被害にあったのか、なぜ殺されなければならなかったのかを知ることができません。その歯がゆさ、不条理、そしてなくなった被害者達が常に問いかけるWILL(遺言)を発信する場が「WILL」です。
 武さんご自身の裁判は数年前に終了したものの、WILLは毎年続いています。私は一度だけ参加したことがありますが、いろいろと考えさせられる会でした。毎年、様々な少年犯罪被害者の例が紹介され、少年法等に詳しい弁護士、大学教授らによるシンポジウムが催されるなど充実した内容となっています。

 私は、遠く京都にいるのでもう参加することは困難となってしまいました。近い将来、司法修習生として、弁護士として参加できる日が来…たらいいなぁ。
 毎年この会の模様は、その日の午後のニュース(地方版)で流れていますので、見かけたら「あっ!」と思ってください。そして、もしこれを読んで興味をもち、かつ明日お暇な方がいたら是非参加してみてください。
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2005-10-07(Fri) 17:44| 日常| トラックバック 0| コメント 0

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