プロフィール

優羅

Author:優羅
身分:新62期司法修習生でした
年齢:20代(でも記事のそこここでバラしてます)
血液型:B
星座:おとめ座(たまにしし座)

「雑草魂,弁護士になる」というコンセプトの受験記録です。
さかのぼれば法科大学院3回生の春から,二回試験合格までの大河ドラマ・・・ではなく,「小川ドラマ」?
でもどこで弁護士をしているかは,ご想像にお任せします。

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今だから、言えること(オマケ)

な、なめていた…
大阪弁護士会主催の事前修習なんですが、「なにかええこと教えてくれるんかな~」程度の気持ちでいたら、えっらい課題が送られてきたっす。もう今週時間ないんスけど!

さあ、今回で日本最大級の合格体験記もそろそろ終わりです。9月中に終わる予定だったんだけどなー。

最後なので短いめに終わる・・・と思ったらやっぱり長っ!
今回のお話は「撤退後を考えた行動を」と「3年目に向けて立ち直るまで」です。



※10月4日追記


1、撤退後の人生を考えると
 あとのない受験生に何をアホなことを、と思われるかもしれませんが、大事な話です。特に、正社員経験のない受験生にとっては大事な話です。

 合格体験記でありながら、以下では「受験界から撤退した場合」を前提とした話になります。しかし、三振制度が存在する以上、これは現実問題として考えなければならないこと。実際『三振したらどうなるか』という状態を垣間見た経験から、受験生をしつつももしダメだった場合のセ-フティーネットをいかにして張るか、早めに考えておくに越したことはありません。
 実は、私は合格する前に『落ちたこと』を前提として就活を始めていました。私は学部を出てすぐにローに行ってしまったクチなので、はっきり言って、たいていのところはもはや新卒とは見てくれません。そんな中で、「新卒」の定義を「正社員就労経験のない者」としてくれている会社がまれにあるので、そこを狙うところから始めなければなりません。
 しかし、ここでアルバイトでもまとまった期間働いていれば、かなり強引ではありますが『職務経歴書』が書けます。そうすると、『転職サイトを利用する』という選択肢が一つ増えるのです。もちろん、そんな貧相な職務経歴書でまともに戦えるわけではありません。しかし、「転職サイトを利用する」土俵に乗れるか乗れないかは非常に大きいです。相当きついことを言われますが、一応専門家であるエージェントの助力を請うこともできますし、所謂「非公開求人」にも手が届くようになります。これは大きなことです。
 
 このとき、ひと目でコミュニケーション能力はあることを示す職種であった方がいいと思います。企業が司法試験受験生を採用する際の最大のネックは「対人コミュニケーション能力」らしいですから。
 私の場合、デパートのギフトサロンの経験をとっかかりにして、(法務からはお呼びはかかりませんでしたが)生保レディとかクレジットカード会社からのスカウトが微妙にありました。高○屋のおかげで、お金のみならずこんなオマケも付いてきたんですね。転職エージェントと面談をしても、「このキャリアであれば、礼節面で問題はないと思う」とおっしゃっていただきましたし。
 しかし、それでも「法務・関西・女性・20代後半・未経験」はほとんど紹介できない、とも言われました。嘘かホンマか、サブプライムローンの影響が大きいらしく、昨年と法務職の転職市況は全く異なるんだそうで。その論理でいくと、この間リーマンが破綻した影響で、来年なんかもっと・・・? せめて英語でもできれば・・・ということらしいです。
 来年も受験しなければならない身分である以上、できることはかなり限定されてきます。しかし、漫然と専業受験生をしているだけで3回目を受験し終えると、その後が悲惨なことになりかねない気がします。少しでも有利な地位に立てるよう、以上の厳しい状況を元に、撤退後の人生を考えておくことも大事だと思います。

2、3年目のプレッシャー
 よく、三振制度は非情な制度なので、これだけでも撤廃して欲しい、という話を見ます。しかし、私の場合は、三振制度があったから3回目を受験できたのだと思います。「あと1回残っているのだから、使ってから諦めたらいい」。そう思えたからこそもう1年頑張れました。エンドレスな制度だったら、確実に去年で撤退していました。

 そのあたりのくだりは、昨年の今頃のブログに出てると思うんですが、なぜ立ち直ったんでしょう? 強いて言えば、「かみさまが呼んでいたから」としか言いようがない・・・(説明になってない)
 昨年落ちたあと、とにかく精神的にしんどくて、家にいるとそのうち死ぬと思ってました。そこで、「高○屋へ行けば何とかしてくれるんじゃないか」と漠然と考えて、お歳暮バイトに走ったのです。もし3回目受けるとなれば、かなり危険な時期に、危険なバイトであることはわかっていたのですが、このまま何もしなかった場合には確実に腐って来年受ける選択肢はあり得なくなると思い、走りました。そこで数年来のオペレーター仲間たちから毎日毎日色々な励ましの言葉をいただいたのです。私の状況を説明すると、社員さんはとても私に配慮してくれて、勉強と両立できる範囲でのシフトを組んでくださったのです。ここで徐々に正常な判断と意欲を取り戻し、年末あたりになってやっと本気で勉強に戻れる精神状態になりました。「あと5ヶ月のことなら頑張れるかなぁ」と。
 また、このブログで一人の受験生と出会うことができたことも大きかったです。その人は私と同じ大学の方で、・・・発表後は私以上に落ち込んでいらっしゃったように見えましたね・・・ でも、その方と一緒に頑張っていこうということになりました。特別一緒に勉強したというわけではありません。答練でお会いした時に一緒に食事をして、お話をして、寂しがりの私にたまに昼食を一緒にとっていただいたりして・・・と、それだけです。でも、一人では絶対にもう一度頑張れなかったところ、その方がいたからこそ、立ち直れたと思っています。人は一人では生きて行けないとはまさにこんな感じのことを言うんだろうな、と思いました。
 もちろん、そのほかにも私を励ましてくれた方々はたくさんいます。愛読者の皆様も含めて。落ちたことを報告した記事に向けられた108の「拍手」は本当に嬉しかったです。昨年秋に心配していただいた方々には感謝の言葉もありません。

 そんなこんなで、「ここを逃したらもう二度と受験できない」という類のプレッシャーはありませんでした。受験するまでは「これで終われる」という、むしろさっさと終わってくれという気持ちの方が強かったです。と、いうよりも直前期は右手のことで頭が一杯だったのですが。(3年目のプレッシャーとの関係のみで考えると、右手が具合悪くてよかったのかも)
 ただ、終わってから発表までの間に、上記のような冷え切った就職状況を目の当たりにし、裁判所事務官試験に落ちたりして発狂寸前になりました。でも、精神的にフリーな状態で全力を出し切ったあとだったのでまだましですね。あの精神状態で22時間半戦うとかありえへんなぁ。


3、3回目合格は幸せになれないのか(10月4日追記)
 去年、「新司法試験に3回もかかった人になんか、就職口はない」という噂を信じて、余計に撤退したくなっていました。今でもこの話はよく聞きますし、3回目合格同士が就職の話をすると、「でも3回めだしなぁ」というところでため息をつくことが多いです。
 しかし、採用担当の弁護士さんとお話すると、この噂は必ずしも真実ではないようです。「旧試験なんか一体何回受けたと思っているんだ」と。「2回目でビリで受かるより、3回目に上位で受かる方が評価はいい」そうです。常識的に考えたらそうですよね。現在の学力を見ないと意味がないわけですから。あ、「若さ」を要件として求めるようなでっかい事務所は知りませんよ。
 その一方で、昨年成績がそれほどよくなくても、人当たりのよさと人間性でいち早く内定を勝ち取った方もいらっしゃるとか。なんにしても、悲観的になりすぎてはならないということだと思います。世界は、自分が思っているよりも少し優しいのだと思います。
 というわけで、「3回目で受かっても就職口が見つからないから、受けるの辞める」というのはやめたほうがいいと思います。
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2008-10-03(Fri) 10:21| 合格体験記| トラックバック 0| コメント 3

コメント

初めまして。少し前から拝見させていただいてます。
優羅さんと同じ大学のロー出身の者です。僕もストレートで進学した職歴なしです。今年2振目でダメだったので、撤退することにしました。

正直な話、論文答練とかで上位になることも多く、択一も得意な方(といっても290台でしたがw)で、今年はいけたと思っていたのですが…もう気力が無くなってしまいました。
優羅さんは新司の論文が得意なようなで羨ましいです。新司の論文は1度落ちれば次に合格するのは中々難しいのかなと思いますが、その辺どう思われます?

撤退後の進路についてですが、法務職については、確かに少なくなりましたね..まあ、他の職種はまだまだあるようなので、選択肢を広げれば大丈夫なのではないかと思いました。私は、他に幾つか資格を持っているのでそれらを利用できるようなところとか当たっています。

あ、それと、僕も裁事は落ちましたよ(^^;)しかも、一種の二次面接落ちでしたwありえ~んとか思いましたけど。あと、国Ⅰの官庁も及びではなかったみたいな感じでしたw

何か、長文になってごめんなさいm(__)m修習頑張って下さいね☆
優羅さんのように何度挫けそうになっても、困難に立ち向かって目標をクリアーした人こそが、真の意味で人の痛みが判る法曹になれるのでは無いかと思っています。
頑張ってください!応援してます。

追伸:そういえば、優羅さんは、3回目合格者として、ローの座談会とか参加される予定とかはあるのですか?

2008-10-03(Fri) 18:14 | URL | ひろし #AR517ATo[ 編集]

コメント、ありがとうございます。
2回受けられて、撤退なさるとのこと、お気持ちお察しいたします。昨年、私がそう言うと、みんな口をそろえて「もったいない」「あとで後悔するくらいならあと1回は頑張った方がいい」と励ましをいただきました。それは真実なんだと思います。現に、私は合格しています。

私は3回目で合格したからこそ、「あきらめなければいつか夢はかなう」と軽々に申し上げられません。
それでも、状況が許すなら、もう一度受験する道を模索される方が良いと考えます。2ヵ月後、3ヵ月後の自分は違うことを考えているかもしれません。バイト先の仲間は、「今まで何年も続けて耐えられたことが、あと半年耐えられないはずがない」と言っていました。

あと、今日弁護士の先生とお食事する機会があったのですが、「1回目でダメなら何年やってもダメ」の理論はよく聞くけど、それはどうかなぁ、という結論で一致しました。その理論を主張する方は、今の私をどう説明するのでしょう。その人に欠けている要素にもよるのでしょうが、自分の弱点分析がしっかりできれば、何回目でも受かる可能性はあると思います。

そして、
ローの座談会って、明日(5日)のやつですか? それなら呼ばれています☆

2008-10-03(Fri) 23:38 | URL | 優羅 #-[ 編集]

コメントありがとうございますm(__)m

確かに、私も勿体無いと周りに言われました。正直択一は得意なんですが、論文がいったいどう書けば評価されるのかがよく判らないというのが本音なんです。
答練でも成績は良い方でしたし、過去問とか書いてAAや一期の方とかに見てもらってた時も良い評価をいただいていたので、自信があったのですが…ただ、一科目だけ悪かったのがあって、その点がもう少しよければ合格していたので、弱点というか修正すべき点は判っているので、優羅さんのコメントや他の方々に勿体無いと言われたりしたことで、今は何も考えずに就活を頑張ってやって、一息ついたら受験を考えても良いかなとも思い始めてきました。

座談会参加されたのですか!?私は、時間の都合上行けなかったのですが、どんな方か一度お会いしてみたかったので、残念です!今度またどこか(寒○会の会合とか)でお会いする機会があればお会いしてみたいですね☆

合格回数ですが、派遣検察官で今年の3月までおられたH先生と一緒に食事をさせていただいたときに、「われわれの業界では何回で受かったとか、何歳で受かったとか、何浪したとか全然関係ないですよ。」って仰ってましたし、検事を狙ってみるというのも良いかもしれませんね。


2008-10-06(Mon) 19:49 | URL | ひろし #AR517ATo[ 編集]

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