プロフィール

優羅

Author:優羅
身分:新62期司法修習生でした
年齢:20代(でも記事のそこここでバラしてます)
血液型:B
星座:おとめ座(たまにしし座)

「雑草魂,弁護士になる」というコンセプトの受験記録です。
さかのぼれば法科大学院3回生の春から,二回試験合格までの大河ドラマ・・・ではなく,「小川ドラマ」?
でもどこで弁護士をしているかは,ご想像にお任せします。

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それは「私刑」?

最近、「この人たちはどんな思いで仕事をしているのだろうか?」ということがあります。秋田の小学生殺害事件を報道している人たちです。
 被疑者として「彼女」が逮捕されてから、逮捕前に撮影されたと思われる映像が、もう数え切れないほど流れています。某チャンネルなどは、事件発生前から自局番組がかかわっていたことを鬼の首を取ったかのごとく喜んでいるようです。すべての報道番組で同じ映像を毎日流すものですから、正直なところ私はうんざりしてきました。

 それも問題ですが、私が本当にどうかしていると思うのは、今週末も何度となく流れた映像です。
 「皆さん撤収してください」
 「私の言っていることが聞こえますか?」
 「聞こえてるなら何か言ってください」
 と、容疑者が叫んでいるにもかかわらず、無言のままカメラを回し続ける報道陣。どのチャンネルでも同じ映像が流れるので、素人考えにもかなりの報道陣が容疑者の家に押しかけていたであろうことが容易に想像できます。

 これらの映像は、彼女が逮捕されてから流され始めた映像ですし、当然、逮捕前に撮影されたものです。つまり、(マークしていたかどうかは別として)司法がまだ正式には全く関与していない、市井の一般人に対してあれだけの取材を仕掛けていたということになります。
 どこからともなく脚立とカメラを持った何十人もの人間が自宅の周囲を取り囲み、お願いしようが罵倒しようが、彼らは全く無反応なのです。これは相当精神的に滅入る状況といえます。まるで、マスコミが勝手に有罪宣告をし、私刑を科しているかのように。
 そして、その映像を流したあと、ナレーションは「彼女はこのように報道陣に対して怒りをあらわにした」と、「彼女が凶暴な性格である」ことを強調しているつもりでしょうか。でも、あの状況下では誰でも「どっかいってよ!」と、パンチの一発もお見舞いしたくなりますよ。
 
 そして私はいろいろなことを思うわけです。
 仮に彼女が真犯人であったとしても、マスコミが何をしてもいいという理屈は通らないはず。
 あの映像を平気で流して恥ずかしくないんだろうか?
 彼女が犯人ではなかった場合、どう責任取るつもりだったんだろう? 松本サリン事件の教訓って一体どこへ行ってしまったんだろうか? 
 それでも、きっと間に弁護士が入れば、あの状況は解消したんだろう。
 でも、生活保護を受けている人にとって弁護士に依頼するのは非現実的なことなんだろうなぁ。

 …めちゃくちゃ問題があるんじゃないでしょうか?
 それに、裁判員制度が始まってからも同じような姿勢で報道されると、かなりの支障が出ると思います。マスコミで自浄できないならば、法律で報道を牽制することも必要な気がします。…憲法21条1項との関係でこれまた非常に難しいでしょうけど。


2006-06-12(Mon) 09:36| 駄文| トラックバック 0| コメント 0

ホリエモンとオウム真理教

彼らには本当にいろいろと勉強のネタを提供していただいているような気がします。昨年の今頃は、ホリエモンがぶちかましたニッポン放送の株式取得がらみで一体どうなっているのか調べまくっていました。どうやら彼の裁判は公判前整理手続に付されるようなので、新聞読みながら知識の確認です。でもたまに新聞って間違っている気がするのは私だけでしょうか?

 そして昨日、オウム真理教の麻原被告が、今まで見たことがないようなタイミングで控訴棄却となりました。これもいろいろ勉強になりました。

 手続的に学ぶところがあったのは確かですが、なんか別のところでいろいろ考えてしまいました。
 彼の場合、弁護人の戦術ミスによって2審を受けるチャンスを逸してしまった(正確には逸してしまいそうになっている)わけです。でも、「控訴趣意書を言われた期間内に提出しなかった」という一点に限って言えば、被告人は関係ありません。裏で「絶対(趣意書を)出すな!」と指示していた、などの事情があれば別ですが。
 一体どんな弁護戦術を考えていたのか、私には知る由もありません。しかし、そこを一歩間違えて被告人の控訴審の審理を受ける権利を奪う、ということがあまりにもお粗末すぎて信じられません。「まさか、早期の控訴棄却を狙ってわざと?」と邪推したくなるほどです。

 死刑の可能性が高い被告人の弁護というのは非常に難しいことだと思います。そういう人に限って複雑な精神構造をしており、ただ単純に深く反省させることができないケースが多々ありますし。
 そうなると、こういう事件の弁護戦術は訴訟遅延を狙うしかなくなるのかなぁ。今朝、テレビでも言ってました。「確定をとにかく先延ばしにする戦術」というのも立派に弁護戦術らしいです。
 でも、今回のは、被告人の利益を奪いつつ、真実発見の要請からも遠ざかってしまって、いいとこなしの戦術だったような気がします。とにかく、もう少し様子を見ていたいと思います。

 あ、ホリエモン関係なくなっちゃった。


2006-03-28(Tue) 09:13| 駄文| トラックバック 0| コメント 0

1月17日

今日一日で大きなニュースがいくつも重なりました。
 ライブドアはなんか大変なことになってるし。
 ヒューザーの社長は証人喚問されてるし(まだ見てません)。
 宮崎勤事件に幕は下りるし。
 阪神大震災から11周年だし。

 ライブドアに関して言えば、私は証券取引法がさっぱりわかりません。だからあまり大きなことは言えないのだけど、去年の春に「時間外取引」を必死で調べたなぁ、そのときに「これってOKなんかい?」と思った記憶があります。今回の容疑はそれとは関係ないようですが、あらゆる方面でそういうグレーなことをやってたんでしょう。
 正直、私はホリエモンについてはいい印象がありません。(フジテレビ、好きだから)でも、今回の一斉捜索については「なんで今日?」という、非常に唐突な印象があります。こういう捜査って一般的に表に出ることはない、と言ってしまえばそうなのかもしれませんが、見せしめじゃない?とか、ヒューザーの証人喚問にあわせてない?とか、選挙大敗の腹いせに野党が?とか、いろいろ考えてしまいます。
 彼としても、やっと最近従来の「態度でかい路線」から「腰低い路線」に変わって芸能人としても軌道に乗り始めた(?)ところだったのに、残念だろうなぁ、と思います。

 そして、宮崎勤事件ってやっと終わったのですね。昨年末、幼児が誘拐されたり殺されたりする事件が相次いだとき、「そういえば彼はどうしたんだろう?」と思っていました。
 思えば殺された彼らと私たちは大体似たような年頃だった気がします。小学生のときは「知らない人についていってはダメ」という総論のほか、各論としてどういう誘い方をしてくるかまで教え込まれました。「あめちゃんあげる」レベルから「お母さんが救急車で運ばれたから…」レベルまでいろいろ教え込まれました。
 そんな私がこんな年になるまで裁判してるなんて、当時は思いもよりませんでした。そこで気になるのが麻原彰晃の裁判。きっと、確定させるには私の子どもが小学校卒業するくらいまでかかるんだろうなぁ。

 阪神大震災まで語っていると大容量になるのでこの辺でやめておきます。ヒューザーは…もう知りません。とにかく、国会でなく法廷へ持って行ってください。国会で何をしたってイマイチ解決になりませんから。


2006-01-17(Tue) 16:31| 駄文| トラックバック 0| コメント 0

見てない人にとやかく言われたくない

以下、全部伝聞の話なので、どこまで正確かわかりません。でも、その発言趣旨に憤ったので怒ってみます。

 昨日、某テレビ番組で某関西系弁護士(って言ったら誰かわかるな…)が以下のような趣旨の発言をしたらしいです。
「いるものといらないもの」というテーマで
・「いらないもの」に法学部からスライドして法科大学院教員になっている教授、「いるもの」に法科大学院の実務家教員と言った

・今まで法学部教員が教えて無理だったから法科大学院を作ったのに、同じ人が教えているんじゃダメだ

・実務家教員が少なすぎる

・そんな人に教わった人が来年から司法試験で合格してくるので、今後は法曹の質が下がって困る


 上三つはいいですよ、たぶん正しい。(三つめに関しては若干微妙だけど)
 一番下はなんですか、これ。

 これに対して私のむかつきポイントは

・学部生に対するものと、ロー生に対するものでは先生方の気合がまったく違う

・その気合に乗せられて、全国各地の法学部棟が不夜城と化し、その中で必死にがんばってるという事実が前提から外れている

・少なくとも予備校よりは法律的に深化した講義が繰り広げられていると思う。
(予備校の採点バイトをしている友人の話だと、ローへ行っている人の答案は一味違うらしいし。)

・申し訳ないけど、「実務家教員」=「いい教員」という図式は成立しない場合が少なくない

・心配しなくても国民を困らせるほど法曹の質は低下しないと私は信じているが、低下する可能性も否定できない。でも、まだ新司法試験やってない段階で断定的に困るんじゃない。

・っていうか、そのような話を、まじめな法科大学院生なら絶対見ていない時間帯(休日昼間)の番組で言うな

 この人は具体的に現在の法科大学院の様子を見たことあるんかな~。見てもまだ質が下がると思われるんかな~。
 そういう意見が法曹関係者の間である、っていうのはおぼろげながら知っているけど、あまり聞いてて気持ちのいい話じゃないですよね~。特に試験前で情緒不安定のときに。つい、反応してしまうのです。
 と、同時にやはり私たちは実務に出たとき、こういう色眼鏡で見られる可能性は相当大きいのだろうと思って悲しくなってしまうのです。


2005-07-04(Mon) 17:09| 駄文| トラックバック 0| コメント 0

たまにはロースクール生らしいことを

昨日、この記事を読んで残念に思いました。
 記事の通り、この方はヤマト運輸、のみならず宅急便の生みの親です。それだけでもすごい人ですが、もっとすごいのは記事の最後の段落。ヤマト福祉財団の理事長でもありました。

 私の卒業論文のテーマが「障害者と労働」だったので、この方の著書も読みました。ヤマト運輸を引退後、ポケットマネーをはたいてこの財団を創設し、「月給1万円からの脱出」をスローガンに「スワンベーカリー」というカフェを全国展開しています。労働者は数名の健常者とたくさんの障害者。大阪では心斎橋にひとつ、お店があります。
 
 現在、障害者が満足な生計を得ようとするとかなりの困難が伴います。福祉施設として、授産施設というものがあり、通常はそこへ通いながら生活をしています。そこで職業訓練をしつつ、クッキーとか工芸製品などの作った物を売ることでお金を得ます。
 ところが、そうやって稼いだお金がまるまるはいってくるわけではもちろんなく、施設の人件費などを考えるとほとんど給料がもらえないのが現状です。確か、月額1万円を超えるか超えないかぐらいが平均であったように思います。
 そこで、「月給1万円からの脱出」というスローガンが生まれたのです。たとえば授産施設で作られた物を買うとき、それは真に購買意欲から買うのではなく、半分寄付のような気持ちで買うのが正直なところではないか、でもそれでは「儲け」は出ない。なぜなら、そこには消費者のニーズにこたえるという視点、「経営」という視点がないからである。この状態を打開するため、福祉の現場にも「経営」の考え方を取り入れて、どんどん儲かるシステムを構築すべきだ、というわけです。それを実践しているのが「スワンベーカリー」。紆余曲折を経て、現在では障害者に月10万円の給料を支払うまでになっています。
 
 障害者が一般企業で働こうとすると、とかく「住み込み労働」→「外界との接触がシャットアウト」→「雇用主による虐待」となりやすいのも事実。障害者雇用促進法では、企業の規模によって障害者の雇用率が定められており、その数値が達成できなければ課徴金をとられるようになっています。しかし、その課徴金を支払うことを免罪符にして一向に障害者雇用を進めようとしない企業もあります。しかし、そんな中で小倉氏のような経営者が一人でも多く生まれることを願ってやみません。

*参考までに。
「福祉を変える経営~月給1万円からの脱出」
著者:小倉昌男  出版社:日経BP社


2005-07-01(Fri) 17:07| 駄文| トラックバック 0| コメント 0

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